Power Automateを使って、MicrosoftのDynamics365 Business CentralのItemを登録時にブロックにする設定をテストしてみました。
結論として、タイムラグがあって使えないかもしれない。
Microsoftの中小企業向けERPのBusiness Central。こちら側の設定は特になし。
Power Automate側で設定を行なってみる。
Power Automateの左メニューより、「+作成」> 「自動化したクラウドフロー」で新規で作成。下画面のフロー名に好きな名前を入れて、フローのトリガーにBusiness Centralを選択。
表示された画面で、下のようなフォームが表示されるので、
Business Centralの環境名(ProductionかSandbox)
使用する会社名(テストまたは実際に導入するCompany Name)
APIカテゴリ:2.0とテーブル名:Itemsを選択。
入力したら「新しいステップ」をクリックして次のアクションで、Business Centralを選択します。
レコードの更新を選択します。
以下のようなフォームが表示されるので、
環境名、会社名、APIカテゴリ、テーブル名を先ほどと同様に入力します。行IDに動的なコンテンツからRow idを選択します。
blockedに「はい」を選択し、保存します。
これで、Business Central側のItemマスタを新規作成した際にblockedがチェックされる、と考えていました。
希望としてはBCで管理するItemの新規作成時に、blockedがチェック入った状態になって欲しかったのですが、実際、入力してからちょっと経ってblockedが有効となりました。体感で約2分くらいでした。ちょっと残念。
Business CentralのItemマスタにあるblockedはItemタブにあります。