2025 Release Wave 1で追加予定の機能に「Check total purchase amounts on documents」というものがあります。
この機能は、仕入の取引先から受け取った請求書の合計請求額とVAT(消費税)が、Business CentralのPurchase InvoiceまたはPurchase Credit Memoの明細行に登録した内容の合計が合わない場合、エラーにします、という機能です。Purchase & Payable Setupに新たに追加された「Check Doc. Total Amounts」を有効にすると利用できる機能です。合計金額を端数調整して消費税が違うときのための機能となってます。元々はオランダのローカライズ機能だったものを、一般機能化したようです。
有効にするとDoc. Amount Incl. VATとDoc. Amount VATフィールドがPurchase InvoiceとPurchase Credit Memoに追加されます。
仕入の取引先から受け取った請求書の合計金額とBusiness Centralで登録したPurchase Invoiceの合計金額が異なるケースとして、端数金額の調整が異なる場合が考えられます。
この場合、Postを行って、Business Centralで計上しようとしても、エラーとなり、計上することができません。
これは、購買機能に追加されているだけで、販売側の機能にはありません。