Business CentralでSales(販売)や Purchase(購買)の文書(Sales Quote、Sales Orderなどの伝票)に添付ファイルの添付の仕方について。
Sales(またはPurchase) Order等の文書(伝票)を開き、左の情報ボックスにあるAttachmentエリアにファイルを添付できます。注文の内容に応じて、文書を変える場合はそれで対応する方法になります。Customerごとに決まった添付ファイルを付けたい場合、Customerにファイルを添付して、それを毎回Salesの文書(Sales Quote・Orderなど)に自動で添付する方法があります。
1. Customerにファイルを添付します。
Flow to Sales Trxにチェックを入れます。もしSalesの文書に自動で添付する必要がない場合、チェックは入れません。
2. Sales文書を作成します。1.で添付したCustomerでSales Quote作成します。
Documents Attachedに、Customerマスタで添付したファイルが自動で添付されます。決まったファイル添付であれば、自動で添付させることができます。
これはItemマスタでも同様です。Itemマスタに文書を添付し、同様に「Flow to Sales Trx」にチェックを入れます。
ファイルを添付したItemをSales Quoteに追加します。Itemの追加はLineエリアになるので、Sales Quoteのサブフォームエリアです。Documents AttachedのDocumentsは、ヘッダー部の添付ファイル数です。
添付すると、左の情報ボックス内に添付されたことがわかります。
確認するとItemマスタ側で添付されたファイルが、同様に添付されたことがわかります。
このSales QuoteをSales Orderに変換すれば、添付したファイルもSales Orderへそのまま添付されます。
設定を行えば、PurchaseやServiceでも同様の動作です。