Business Central外で試算表、貸借対照表、損益計算書を表示する方法として、Business Central APIを利用して表示させられます。ExcelやPower BIを利用すると、組織アカウントでのみ出力ということもできます。
利用方法は簡単。https://api.businesscentral.dynamics.com/v2.0/<テナントID or ドメイン>/<環境名>/api/v2.0/companies(<会社ID>)/
の後にそれぞれ、
試算表の場合 | trialBalances |
貸借対照表の場合 | balanceSheets |
損益計算書の場合 | incomeStatements |
と日付のフィルターをつけて出力できます。
以下、Buciness CentralのIncome statement(損益計算書)取得例。Power BI DesktopはWindowsでのみのため、今回はExcelでデータを取得してみた。Excelを利用すれば、Windows、Macどちらでも対応できます。
ExcelのPower Queryで、Business Centralの損益計算書データを確認
閉じて読み込むと、Excelで利用できます。
同様にPower BIでも利用可能。
途中で接続の資格情報が出る場合、組織アカウントを選択しいつもBusiness Centralにアクセスしているサインイン情報を入力します。
参考:Working with API Limits in Dynamics 365 Business Central - Business Central | Microsoft Learn