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Business Centralで利用できるWebサービス/APIの確認方法

Business Centralで利用できるWebサービス/APIを確認する場合、Power Queryを利用すると確認できます。Power Queryは、ExcelやPower BI Desktopで利用できます。Power Queryを利用する、とは言ってもBusiness Centralにアクセスするために利用するだけです。データの加工はその後工程ですが、ここではWebサービス/APIに何があるかの確認をするだけです。

Dynamics 365 Business CentralにどんなWebサービス/APIが用意されているかを知るには、Power BI DesktopからBusiness Centralにアクセスします。Power BI Desktopからアクセスするには、オンラインサービスを選択するとその中にDynamics 365 Business CentralとDynamics 365 Business Central(オンプレミス)があるので、自分が利用しているBusiness Centralを選択し、接続します。わからない場合は会社のIT部門等詳しい方にご確認ください。

データを取得 on Power BI Desktop

自分の認証情報を入力すると、環境別で会社別に利用できるWebサービス/APIの一覧が表示されます。Dynamics 365 Business Centralで環境「SB1」にカンパニー「Cronus W1」と「My Company」が存在します。

環境別、会社別

カンパニーを選択して開くと、WebサービスAPIが格納されていることが確認できます。画像の例ではデフォルトで用意されているファイナンスレポートのAPIです。

microsoft/reportsFinance/betaレポートのAPI

ファイナンスレポートAPI

General Ledger Entries preview of Business Central on Power BI Desktop

General Ledger Entries(会計元帳)

これらのデータを読み込んで、Power BIやExcelでレポート等、ベンダーに頼らず、自分たちで好きなように利用することができます。

Sample Power BI Desktop レポート

サンプル(適当)

WebサービスとしてODataとAPIの2種類をBusiness Centralでは用意しています。SOAPもありますが、2025年廃止予定になっています。ODataとAPIではJSON形式でデータの取得ができるので、データの加工等に便利です。ODataウェブサービスは、大抵のBusiness Centralに存在するページをODataで出力させることができるため、必要なページをWeb Serviceページに登録しておくと出力ページが増えるので便利です。